「農薬を使わないって、具体的に何が大変なんですか?」 いや~直球すぎるだろう、と思いつつ都会に住んでいる私には実感が全くわかない。
何から聞こうか考えていたら、農場長がモンシロチョウの話をしてくれた。
チョウはかわいいけれど、幼虫は害虫。
農場長は、メスのチョウをつかまえることが幼虫を減らすことにつながると思い、メスのモンシロチョウを虫取り網でガンガンつかまえたそうです。
話を聞くと、農場長の観察力がすごい。
「飛んでいる姿でオスかメスかの見分けがつくようになりました。そのうち、メスが飛ぶ時間帯や温度などもわかって、効率よくつかまえられるようになったんですよ。」
1時間で100匹に到達したこともあるらしい。
虫食いが多いと、ケールの味も悪くなるそうです。ベルファームの滋味深い青汁の味を守るために、色々な角度から独自の観察と対策がなされているんですね。
来年は、虫取り網を持ってモンシロチョウを追う農場長を是非ともカメラに収めたい。