鈴木靜夫の命の源「青汁」
鈴木靜夫のケールと共に
約30年前、ある人との出会いからこのケールに一生を捧げて生きていこうと思い、ホワイトカラーから地下足袋に履き替え、農業者になりました。
ある人とは甲田光雄先生でした。その頃の私の体は病気のデパートの様でした。
命後幾ばくかという時に、先生は「直りますよ」と言って下さいました。バブルの20年間、東京での生活は正にばら色。しかし、裏では命を蝕んでいたのです。
「甲田式健康法」とは、青汁、玄米、豆腐、これで5大栄養素が摂れるというものでした。体の中から排出されるものは全て出せ、体の中の大掃除をすれば必ず治ると言われました。
朝は青汁150ccのみ。昼は豆腐半丁と玄米ご飯一杯のみ。昼ちょっとの運動あとに、夜は昼と同じ。青汁の意義は、野菜を摂る便法としてある。また、野菜を吸収する最良の方法であると先生はおっしゃっていました。
この食事で初めの3日間は、餓鬼や畜生のように食に翻弄されましたが、4日目ごろから食に対する執着心がなくなってきました。15日目から10日間の断食に入り、ますます空になっても排便は毎日出るのです。これで、病気の細胞が体から出ていき病気が消えるわけです。
先生は、断食を天下の名刀正宗と名付けたようです。10日の断食を終えたころから食に対する欲求がなくなりました。入院28日目で宿便(体の中の最後の便)が出ました。
出た瞬間から人が変わりました。
頭が冴えて、今までの8時間睡眠が4〜5時間で十分となり、ますます食は小食で済み、疲れを感じなくなりました。全ての病気は治っており体重も14キロ減少しました。これが、体が生き返ったということです。
退院の日、先生から「青汁を一生の仕事にしなさい」と言われ約束をしたのです。
茨城に帰り青汁の原料のケールを作り始めました。日本一の青汁を作る為に、化学肥料、殺虫剤、除草剤を一切使わず自家発酵堆肥を作ることにより、土の中の微生物を生かし自然の有り様に沿って生かして行くことと心至り、生産を開始しました。
微生物は目に見えませんが、彼らは全てのものを、発酵分解吸収までの工程をしてくれるのです。
私は出来たケールに驚かされました。
今まで苦くてまずいと思っていましたが、小生のケールは甘く美味しかったのです。作り間違えたかと思いました。この味は正に化学肥料、農薬での慣行農法との違いでした。次に加工機械による破壊が大きく自社開発による機械を考案し特許を取得しました。
つくばには食品総合研究所があり持ち込んで調べてもらったら、「細胞の破壊が少なく、栄養素が残っている青汁です。」とのことでした。小生の微生物農法であり機械開発により味も栄養も風味も残して作ることが出来ました。
次にいよいよ製造に取り掛かりました。他社の製造では、ミキサーの粉砕によって栄養価が85%も破壊されるため、人工のビタミンC(アスコルビン酸なる化学合成薬品)を添加しているところもあるようです。
これでは何をしているのか本末転倒というものです。ここから栄養素を破壊しない機械の製作をしなければならないと肝に命じました。
始めから終わりまで、一貫生産することにより安全と安心が保たれるものとして、オール自社生産にしました。
自家堆肥による畑を作り、ケールが出来るまで3年が経ちました。そして、4年目の中ごろに機械が完成しました。これを機にあれから初めて東京へ報告をしに行きました。
それを見せたところ、あの「カタログハウス」が、扱うかとのことで当時の社長であった斉藤さんが1ヶ月飲んで下さいました。結果、通販生活の2000年1月号に載りました。鈴木静夫の搾りたて青汁として一箱30ヶ入りが、なんと3700箱の注文を受けたのです。
そこから約20年。青汁の中身は一切変えず販売しています。
本当にいいものを作っているのでリピートしてくださるお客様がおります。
私の命の源である青汁のアピールが正しく伝われば、たくさんの病気の人を同じように助けられるのではないか。
ベルファームの青汁はケールを育てるところからこだわっています。種はF-1(人工交配)ではなく、自然種(原種)です。土は農薬や化学肥料を使わない微生物を生かした古来からの農法。添加物を入れない100%。特許を取得した低速すり搾り機。そして、冷凍で素味をそのままパッケージし全国のお客様へ届けております。この青汁が皆様に召し上がってもらえることを何よりも楽しみにしております。
今後、必要欠くべからずの物として究極を求めて邁進します。
皆様にお届けする立場から、根拠の無いことはしないという考え方から、自家堆肥を作り、化学肥料、農薬を一切使わず、自然の微生物たちを育て、全てを彼らに任せて来ました。
私共は、自然の環境を作ってきました。
ぜひ、皆様に生産現場をご紹介したいと思いますので、ベルファーム農場へお越し下さい。