にんじんの甘さの源流へ
いつもベルファームをご愛顧いただきありがとうございます。
「君の考えは甘い」と人に対しては言いながらも甘さのある食品が好まれる人間社会に対して、日本語って難しいなぁと感じているベルファームの粟野(あわの)と申します。
皮肉なことにも本日は、弊社のにんじんジュース『有機にんじん百』の甘さの秘密について、ご案内をしていこうと思います(構成が甘い!)。
ベルファームの人参と人参ジュース
ベルファームのにんじんジュースを召し上がられたお客様から「砂糖入れてるんですか?」というご質問を多くいただきます。
砂糖はお入れしていないというのがお答えになるわけですが、果たしてどこからこの甘さは生まれているのでしょうか。
にんじん畑を見てみよう
上の写真2枚はどちらも茨城県つくば市下岩崎にあるベルファームのニンジン畑です。
比較してみると、上の写真は葉が枯れていて、下の写真は葉が青々としており、葉っぱの状態が全然違いますね。
情報がもしこの2枚の写真しかないとしたら、上の写真が不健康な畑で、下の写真が健康な畑という印象を持たれると思います。
そこに1つ写真が撮られた時期という情報を付け加えます。
上の写真が冬(2月)で下の写真が春(5月)。
そして、もう1つ。
どちらも健康な畑です。
写真では葉っぱの状態しか確認できませんが、肝心のにんじんはどうでしょうか。
冬にんじん
春にんじん
冬にんじんも春にんじんも十分に果肉が付いています。
ちなみに、どちらも夕紅(ゆうべに)という品種で、にんじんの中でも甘さが強く水分量が多いのが特徴です。
表面上は甘さの話からかけ離れてしまっているので、ここで結論を申し上げますと「春にんじんより冬にんじんの方が甘い」です。
冬のにんじんは凍らないよう、葉っぱへエネルギーをかけずに糖分を実へ蓄えます。
この蓄えられた糖分が、我々の感じる甘さとなります。
そして、ベルファームのにんじんジュースはこの冬の甘みが一番乗った時期のにんじんからのみ作られます。
品種そのものの特徴と冬の熟成にんじんが、にんじんジュースの甘さのもとになっているわけです。
有機にんじん百(冷凍)
甘さを最大限抽出できる自社の特許製法ですり搾ることによって、砂糖や甘味料を入れずともにんじん本来の甘さを堪能いただけるようになっております。
水も入れずにベルファームで採れた有機にんじん100%のにんじんジュース。
搾りたての味わいを急速冷凍でギュッと閉じ込めてお届けしております。
※なんと、近日放送のとある番組内の有機農業特集でベルファームのにんじんジュースを試飲いただくことになりました!!大人の事情で番組の詳細はお教えできませんが・・・。