アブラナ界隈のヒール
いつもベルファームをご愛顧いただきありがとうございます。
ベルファームの粟野(あわの)と申します。
例年、今頃の時期はケール栽培において害虫となるモンシロチョウが大量発生します。
モンシロチョウの成虫はアブラナ科の野菜に卵を産みます。
卵が孵化し幼虫がアブラナ科の葉を食べ、蛹になり、羽化するいうのがモンシロチョウの成長の流れです。
ケールもアブラナ科のため、食害といったかたちで被害が出ます。
本日のケール畑
ケールの圃場は何か所かに点在していますが、一圃場当たり数百匹はいるとのこと。
完全に防ぐというのは難しいですが、被害を最小限に抑えるため、ハーブを用いた農園設計をしたり、農場長が虫捕り網を振り回したりしています。
ベルファームでは、モンシロチョウと日々格闘しながらケールの栽培、収穫をしています。
大胆にフレームイン
クマバチがキャットミントの蜜を吸おうとしているところを撮ろうとしているのですが、必ずモンシロチョウがフレームイン。
おかげさまでモンシロチョウの多さを物語る写真となりました。
ちなみにモンシロチョウの成虫は花の蜜を吸って花粉を運ぶため、見方を変えると益虫でもあります。
また、鳥類やカマキリ、トンボなどの動物が食べるため、生態系の重要な一部です。
結論付けると、バランスが大切ということですね。